HSP自衛官が「自分を戻す」ための夜の儀式|古代エジプトの香りで心をリセット

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HSP自衛官が「自分を戻す」ための夜の儀式|古代エジプトの香りで心をリセット

疲れを減らすより、自分を戻す時間を作る

以前の記事で、HSP自衛官にとって大切なのは「疲れを減らすこと」ではなく、「自分を戻す時間を作ること」だとお伝えしました。

日中、規律と緊張の中で過ごし、周囲の感情やエネルギーを敏感に察知しながら任務をこなす。HSPの自衛官は、知らず知らずのうちに「自衛官モード」に入り込み、本来の自分を見失いがちです。

私自身、帰宅後も頭の中で業務のことがぐるぐると回り続け、ベッドに入っても

「明日の準備は大丈夫か」
「あの指示は適切だったか」

と考えてしまう日々が続いていました。

身体は家にいるのに、こころは職場に置いてきたまま。そんな状態では、当然ながら質の高い睡眠は得られません。

でも、具体的にどうやって「自分を戻す」のか?

頭では分かっていても、実践するのは難しい。

今日は、その具体的な方法の一つとして「香り」を使ったアプローチをご紹介します。特に夜の時間帯、一日の終わりに「本来の自分」を取り戻すための方法です。

※私は香りを使い分けて、気分をリフレッシュしています(^^)

なぜHSPに「香り」が効果的なのか

HSPは五感が非常に敏感です。視覚、聴覚、触覚、味覚、そして嗅覚。
中でも嗅覚は特別な感覚器官です。

なぜなら、香りは脳の感情中枢である「大脳辺縁系」に直接働きかけるからです。視覚や聴覚は一度、理性を司る大脳新皮質を経由しますが、嗅覚は感情や記憶を司る部分にダイレクトに届きます。

これは進化の過程で獲得した、人間の原始的な機能です。

太古の昔、人類は香りで食べ物の安全性を判断し、危険を察知してきました。そのため嗅覚は、思考を介さずに本能的な反応を引き起こすのです。

つまり、言葉や理屈を超えて、身体レベルで「安心」や「リラックス」を取り戻すことができるのです。

自律神経と香りの関係

自衛官として過ごす時間は、常に「気を張る時間」です。緊張状態が長く続くと、交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れます。HSPはその影響をより強く受けやすい体質です。

交感神経優位の状態が続くと:

  • 心拍数が上がり、血圧が高くなる
  • 消化機能が低下する
  • 睡眠の質が下がる
  • 些細なことでイライラしやすくなる
  • 慢性的な疲労感が抜けない

香りは、この緊張状態を強制的にOFFモードへと切り替えてくれる、シンプルで強力なスイッチになります。

特にラベンダーの香りは、副交感神経を優位にする効果が複数の研究で確認されています。香りを嗅ぐだけで心拍数が落ち着き、血圧が下がり、リラックス状態へと移行できるのです。

寝る前のルーティンとして香りを取り入れることで、脳が「今は安全な時間」「リラックスしていい時間」と認識し、自然と副交感神経が優位になります。これが質の高い睡眠にもつながり、翌日のパフォーマンスにも良い影響を与えます。

古代エジプトの香油という選択肢

香りを生活に取り入れる方法はいくつかありますが、今日は「エジプト香油(エジプシャンオイル)」という選択肢をご紹介します。

エジプト香油は、世界最古のスピリチュアルグッズの一つとされ、古代エジプトでは神々の力が宿るとされてきました。

「Osiris(オシリス)」や「Queen of Egypt(エジプトの女王)」など、神々や偉大な王を冠するオイルは、神聖な神事で使われ、人々の心を整えるために用いられてきた歴史があります。

一般的なアロマオイル(エッセンシャルオイル)とは異なり、エジプト香油は雑貨扱いのため、直接肌に塗ることはできませんが、その分、純粋に「香り」としての役割に特化しています。ティッシュやハンカチに1滴垂らしたり、ディフューザーで焚いたりして楽しみます。

エジプト香油の魅力は、その種類の豊富さです。30種類以上のオイルがあり、それぞれに異なる香りと、スピリチュアル的な意味合いがあります。

特にHSP自衛官におすすめなのが、ラベンダー系の香油です。ラベンダーは古くから「心を鎮める香り」として知られ、リラックス効果や睡眠の質を高める効果が期待できます。激務で緊張状態が続いた一日の終わりに、ラベンダーの優しい香りが心を包み込み、「自分を戻す」手助けをしてくれます。

価格は4,950円(税込)から。

1本あれば毎日使っても約3ヶ月ほど持つので、コストパフォーマンスも悪くありません。まずは単品で自分に合う香りを見つけるところから始めてみるのがおすすめです。

公式HPはこちらから

【公式HP】iraada(イラーダ)

日本ではまだ認知度が低いですが、ヨーロッパを中心に近年広まりつつあるアイテムです。「自分を労る時間」に、太古の昔から人々を癒してきた香りを取り入れてみませんか?

実践:夜の「自分を戻す」ルーティン

では、具体的にどのように香りを取り入れるか。

私がおすすめする夜のルーティンをご紹介します。

帰宅後の10分間ルーティン

1. 制服・戦闘服を脱ぐ(物理的に役割を脱ぐ)

まずは制服を脱ぎ、私服に着替えます。これは物理的に「自衛官としての役割」を脱ぐ行為です。服を変えることで、モードを切り替える第一歩になります。

2. 香油を1滴、ティッシュやハンカチに垂らす

エジプト香油をティッシュやハンカチに1滴だけ垂らします。たった1滴でも十分に香りが広がります。直接肌には使えないので、必ず布に垂らして使いましょう。

3. 深呼吸を3回、香りを感じながら

ティッシュやハンカチを鼻に近づけ、ゆっくりと深呼吸を3回。

1回目:鼻から4秒かけて吸い、口から8秒かけて吐く
2回目:香りを感じながら、肩の力を抜く
3回目:「今は安全な場所にいる」と自分に言い聞かせる

この3回の深呼吸で、身体が「OFFモード」に切り替わり始めます。

4. 「今日もお疲れ様」と自分に声をかける

最後に、心の中で、あるいは声に出して「今日もお疲れ様」と自分に声をかけます。これだけで、自分を労る気持ちが芽生え、「自分を戻す時間」が始まります。

寝る前の使い方

寝る前にも香りを活用しましょう。

  • 枕元に香りを置く:ティッシュに香油を1滴垂らし、枕元に置いておきます。寝ている間、ふんわりと香りが漂い、リラックスした状態を保てます。
  • ディフューザーで部屋全体に:アロマディフューザーを持っている方は、寝室全体に香りを広げるのも効果的です。部屋全体が「安全な空間」になります。
  • 香りが「安全の合図」になる:毎晩同じ香りを使うことで、その香りが「ここは安全な場所」「リラックスしていい時間」という合図になります。条件づけのように、香りを嗅ぐだけで自然と心が落ち着くようになります。

重要な注意点として、エジプト香油は雑貨扱いのため、直接肌や髪に塗ることはできません。必ずティッシュ、ハンカチ、ディフューザーなどを使って香りを楽しんでください。

よくある質問(FAQ)

Q1: 香りが苦手な人でも使えますか?

HSPの中には、強い香りに敏感で苦手意識を持つ方もいます。エジプト香油は1滴でも十分に香るため、最初は少量から試してみることをおすすめします。

また、ラベンダー系は比較的万人受けする香りですが、もし苦手な場合は他の香りを試してみるのも良いでしょう。30種類以上の中から、自分に合う香りを見つける楽しみもあります。

Q2: どのくらいで効果を感じますか?

個人差はありますが、香りの効果は即効性があります。深呼吸と組み合わせることで、数分以内に心拍数が落ち着き、リラックス状態に入る方が多いです。

ただし、「香り=リラックス」という条件づけが定着するまでには、1〜2週間ほど継続することが大切です。毎晩のルーティンとして続けることで、香りを嗅ぐだけで自動的に心が落ち着くようになります。

Q3: 他のリラックス方法と併用できますか?

もちろん可能です。むしろ、香りは他のリラックス方法と組み合わせることで、より効果が高まります。

例えば:

  • ストレッチやヨガをしながら香りをたのしむ
  • 入浴後、香りを嗅ぎながらリラックスタイム
  • 瞑想や呼吸法と組み合わせる
  • 読書やジャーナリング(書く瞑想:マインドフルネス)の時間に香りを取り入れる

香りは「リラックスの合図」として機能するので、様々なセルフケアと相性が良いですよ。

Q4: 定期購入と単品購入、どちらがいいですか?

初めての方は、まず単品購入をおすすめします。自分に合う香りかどうか、使い続けられるかを確認してから定期購入を検討しましょう。

1本で約3ヶ月持つので、焦って定期購入する必要はありません。気に入った香りが見つかり、「これは手放せない」と感じたら、定期購入を検討するのが良いでしょう。

初めての人へのアドバイス

「エジプト香油って初めて聞いた」「どれを選べばいいか分からない」という方も多いと思います。

まずは単品購入から試してみるのがおすすめです。定期購入もありますが、焦る必要はありません。まずは1本、自分に合う香りを見つけることから始めましょう。

ラベンダー系は万人に受け入れられやすく、リラックス・睡眠改善に特化した香りなので、初めての方にも安心しておすすめできます。

自分に合う香りを見つける過程も、一つの楽しみです。30種類以上の中から、「これだ」と思える香りに出会えたとき、それは「自分を戻す」ための大切なパートナーになります。

おすすめのリラックス系香油はこちら

エジプト香油は、オイルボトル(1,650円〜)やパワーストーン、クリスタルチューナーなど、他のスピリチュアルグッズも揃っています。興味のある方はチェックしてみてください。

公式HPはこちらから

まとめ:「自分を戻す時間」に香りという選択肢を

HSP自衛官にとって、日中の緊張と刺激から「自分を戻す時間」は必要不可欠です。

その方法の一つとして、今日は「香り」、特にエジプト香油を使ったアプローチをご紹介しました。

  • 香りは脳の感情中枢に直接働きかけ、理屈を超えてリラックスできる
  • ラベンダー系は副交感神経を優位にし、睡眠の質を高める
  • 毎晩のルーティンにすることで、条件づけが定着する
  • 1本で約3ヶ月使えるコスパの良さ

毎日たった5分、10分でもいい。夜の時間に自分を労る儀式を作ること。それが明日の自分を支える力になります。

古代エジプトから受け継がれてきた香りの力を、あなたの「心を守る方法」の一つに加えてみませんか?

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