副業は原則禁止でも、未来の準備まで禁止されているわけではありません。ですが、「何から学べばいいのか分からない」と、手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自衛官として働きながら無理なく続けられる、スキルの選び方と学び方をまとめました。
始める前に確認したいこと
スキルを学ぶこと自体は、自衛隊法の兼業の制限とは別の話です。ただし、学んだスキルで報酬を得る場合は、自衛隊法第63条により防衛大臣(または委任を受けた者)の承認が必要になります。収益化を考える場合は、必ず事前に所属の人事担当へ確認してください。
在職中は「学ぶ」「試作する」まで、と考えておくと安心です。
自衛官がスキルを身につけるときの壁
当直や夜勤、訓練で、勤務後の時間も体力も不規則になります。特に感受性が強い方は、勤務だけで疲れ切ってしまい、「学ぶ余力がない」と感じることも多いと思います。
だからこそ、頑張りすぎない前提で選ぶことが大切です。
スキルを選ぶ3つの基準
- 退職後の働き方につながるか
- 休日2〜3時間で、少しずつ前に進められるか
- 自分の気質に合っているか(ひとりで進められるか、人と関わるのが向いているか)
おすすめのスキル
| スキル | 将来の活用例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ライティング | ブログ、WEB記事 | 文章を書くのが苦にならない人 |
| 動画編集 | YouTube編集、企業案件 | 細かい作業が得意な人 |
| デザイン | SNS画像、バナー作成 | 見た目を整えるのが好きな人 |
| プログラミング | Web制作、アプリ開発 | 論理的に考えるのが好きな人 |
| 心理学 | キャリア相談、コーチング | 人の話を聴くのが得意な人 |
ひとりで進められるスキルも選択肢です
人のペースに合わせず、自分のペースで進められるスキルは、繊細な気質の方に合いやすいと感じています。
私自身は退職後に、AIで音楽を作ってYouTubeに投稿する活動も始めました。投稿のペースも、完成度の基準も、自分で決められます。人の目が気にならないので、時間があればパソコンに向かっています。
なお、在職中に収益化する場合は、前述のとおり承認が必要です。
学び方の選び方
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 独学(本・無料動画) | 費用を抑えたい人 | 自分で進め方を決める必要がある |
| 動画講座(Udemyなど) | 自分のペースで進めたい人 | 買って満足しないよう、期限を決める |
| 通信講座 | 資格を取りたい人 | 費用がかかるので、無料資料で比べる |
続けるコツ
完璧を目指さず、小さく始めることです。
私は簿記3級を、育児と夜勤をしながら、1年3か月かけて合格しました。受験前にお試し試験を受けて雰囲気をつかみました。現在は会場での試験のほかにCBT方式もあり、どちらで受けるかによって対策が変わりますので、早めに確認しておくと安心です。
1日30分でも、週末の2時間でも構いません。「できなかった日」があっても、また再開すれば大丈夫です。
資格という形で学ぶ選択
スキルを形に残したい場合は、資格の取得も一つの方法です。私の体験談を、こちらにまとめています。
まとめ
- 学ぶことは自由ですが、報酬を得るなら承認が必要です。
- 選ぶ基準は「将来につながる」「休日2〜3時間で進む」「自分に合う」の3つです。
- 最初の一歩は小さくて構いません。
副業のルールを整理したい方は、自衛官は副業できる?|がんばりすぎない生き方と未来の選択肢もあわせてご覧ください。